予防の舌のケアについてです。口臭の原因は、口の中にあることが多いです。それは、舌も例外ではなく、舌もしっかりとケアをした方がいいのです。
自分の舌を見て、白いものがついてませんか?それは、歯の歯垢と同じものです。歯につくから歯垢、舌につくから舌苔(ぜったい)と言います。歯の歯垢は歯ブラシで落とすのに、舌の舌苔は、落とさないとなると、口臭の原因になってもおかしくはないです。
舌苔がつきやすい時は、アルコールを飲んだり、体調が悪い時、不規則な生活をしている時など、原因で上げたものと、ほぼ一致します。口臭の原因は舌苔だけではありませんが、口臭が出る可能性は、掃除しておいた方がいいです。
では、舌を出した時、白くなかった。そんな時は、どんな症状なのでしょうか?
■白い色が濃い
白い色が濃い場合は、風邪などで新陳代謝が悪いときと言えます。体調が悪いと、舌苔がつきやすく、色が濃く見えます。
■黄色い
黄色い場合は、タバコ、コーヒーなどを摂取した後と言えます。この場合は、ニコチン、タール、カフェインなどが原因で黄色に見えます。
■黒い
抗菌物質を摂取した時には、黒くなることがあります。この反応が出た場合は、医師に相談しましょう。
■肌色
肌色とは、舌苔がない状態です。舌苔がないと健康のように見えますが、逆です。掃除もしていないのに、肌色で健康のわけがありません。舌苔もつかなくなるほど、栄養不足か、栄養が偏っているのです。食生活を改善しましょう。
もう1つ、重要なことがあります。舌は大変傷つきやすく、擦れば擦るほど、逆効果の場合があります。舌苔は、人間に必要なものです。完全除去は、体に毒であります。なくなれば、よけいに多くでてきます。掃除をするために歯ブラシで擦るのは論外です。舌ブラシを使いましょう。舌ブラシで優しく取り除き、うがいで舌に水を当てるようにし、舌苔を取り除きましょう。傷つけないように、取り除くのが目的です。